結論から言うと、バンクーバー周辺で運行している TransLink(バス/SkyTrain)では、ルール上はbear spray や pepper spray は「危険物・武器」に当たるため、車内への持ち込みは禁止と考えた方が安全です。未開封かどうか、腰に付けているかどうかでルールが変わるという公式な区別はありません。
ルール上どうなっているか
TransLink の「Rules for riding」では、武器や危険物、乗客に害を与える可能性のある物質の持ち込みは禁止とされています。明確に bear spray という単語が書いていない場合でも、催涙スプレー系は「有害な噴霧剤/武器」に含まれると解釈されます。
また、BC州では pepper spray を自己防衛目的で持ち歩くのは基本的に違法で、bear spray も「野外で動物対策として使う場合のみ」認められているという扱いです。街中やバス内でベルトに付けていると、警察に止められた時に自己防衛目的と見なされるリスクがあります。
実際にどうしているかと注意点
North Vancouver の山(Grouse Mountain/Mount Seymour など)にバスで通うハイカーの中には、自己責任でリュックの中に入れて運んでいる人もいます。私も現地にいた時、トレイル手前の店で bear spray を買ってそのままバスで移動したことがありますが、以下は最低限やっていました。
・腰には付けず、必ずリュックの中に入れる(見える場所に出さない)
・セーフティピンがしっかりロックされているか二重チェック
・車内では絶対に触らない/いじらない
ただしこれはあくまで「黙認されていることが多い」というだけで、運転手や警備に気付かれたら「降りてください」と言われても文句は言えない立場ですし、誤噴射すれば車両が運行停止になり、警察沙汰や罰金の可能性もあります。強くおすすめできる方法ではありません。
熊対策としての現実的な選択肢
バンクーバー近郊の人気トレイル(日中の Lynn Canyon/Grouse Grind/Burnaby Mountain など)は、人が多くて熊との遭遇リスクは比較的低めです。・複数人で歩く/話しながら歩く・朝夕や暗い時間を避ける・食べ物やゴミを出しっぱなしにしないといった基本を守るだけでもかなりリスクは下げられます。
どうしても熊の多いエリアに行きたい場合は、車付きのツアーやアウトドアスクールに参加して、ガイドが bear spray を携行する形にするのも一つの方法です。18歳で単独行&公共交通機関利用なら、この方が安全面でも法令面でも安心だと思います。
参考サイト
TransLink – Official site
https://www.translink.ca/
BC Parks – Official site
https://bcparks.ca