カナダのall purpose flourは、日本の薄力粉よりたんぱく質が多く(目安10~12%くらい)、グルテンが出やすいので、そのまま使うと目が詰まって固め/あまり膨らまない仕上がりになりやすいです。バンクーバーでも私や周りの日本人が同じような経験をしています。
分量と配合の調整例
all purpose flourを使うとき
日本の薄力粉レシピをそのまま使うなら、粉を約1割減らす+水分を少し増やす調整をする人が多い印象です。例えば薄力粉100gのレシピなら、all purpose 90g+牛乳を小さじ1~2プラス、という感じです。さらに粉は2~3回ふるい、混ぜすぎないようにすると、スポンジもかなり軽くなります。
もっと軽くしたい場合は、all purpose 80g+コーンスターチ20gのように、全体の約2割をコーンスターチに置きかえると、日本の薄力粉に近い食感になります。パウンドケーキなら粉量は1割減程度にとどめて、代わりに卵や牛乳を少し増やすと、ぱさつきにくいです。
粉を替える選択肢
カナダのスーパーには「cake & pastry flour」という表示の粉もあり、これは日本の薄力粉にかなり近い性質です。バンクーバーだとSave-On-FoodsやReal Canadian Superstoreなどでよく見かけます。この粉を使う場合は、日本のレシピと同量でほぼ問題なく焼けることが多いです。
オーブンの癖やメーカーで差もあるので、最初は少量で試しながら、粉の量を5g単位で増減して、自分の好みの焼き上がりを探していくと失敗が少ないと思います。